「田光 夏季限定 夏のBourru」暑い日に飲みたい冷やした濁り

今回は三重県三重郡菰野町で1915(大正4)年創業の早川酒造「田光 夏季限定 夏のBourru」です。

早川酒造について

早川酒造のある菰野町は、桑名から真西に行った鈴鹿山脈釈迦ケ岳のふもとにあり、その伏流水を仕込み水につかっています。主要銘柄は「早春」と「田光(たびか)」で全量純米醸造、総槽搾りということですから、生産量はかなり少ないと想像されます。酒屋さんのHPによれば、顧問の早川俊介氏(父)と代表社員で製造責任者の俊人氏(息子)の親子ふたりで生産していて、石高150石(一年間で一升瓶15000本のみ)なので、とても貴重ですね。俊人氏は「上喜元」で修行されたのちに自蔵に戻り、2023年9月に代表社員に就任、酒造りにまい進しています。

「田光 夏季限定 夏のBourru」

麹米が神の穂55%精米、掛米が三重県産コシヒカリ60%精米、三重酵母MK-7で醸した特別純米生酒です。「Bourru」は濁りの意味で、ヤクルトのような乳酸菌臭、少しガス感があり甘苦く、キレスッキリですが、薄い感じはなく美味しいです。

暑い夏の日に飲みたい一本です。

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