2018年11月30日 / 最終更新日時 : 2019年3月16日 酒好一男 日本酒名鑑 「百春」うだつの上がる蔵で造る岐阜の酒 今回は岐阜県美濃市で江戸時代に酒造業を始めたとされる小坂酒造場の「百春」です。小坂酒造場のある小坂家の住宅は安永二年(1773)と記された祈祷札があることで、安永年間に建築されたとされ、国指定重要文化財に指定されています […]
2018年11月29日 / 最終更新日時 : 2018年11月28日 酒好一男 日本酒名鑑 「一代弥山」厳島の霊山名を冠した酒 今回は広島県廿日市市桜尾で1918(大正7)年創業の中国醸造「一代弥山」です。広島駅と宮島口駅の中間にある廿日市港のそばにあります。廿日市市に属している日本三大景勝「安芸の宮島(厳島)」にも近く、酒名になっている「弥山」 […]
2018年11月28日 / 最終更新日時 : 2019年11月13日 酒好一男 日本酒名鑑 「七賢」白州の水で醸す山梨の銘酒 今回は山梨県北杜市で1750(寛延3)年創業の山梨銘醸「七賢」です。北杜市といえばサントリーの「白州蒸留所」が有名ですが、それよりも歴史のある山梨銘醸は国道20号線沿いにあって「白州蒸留所」にもほど近く、もちろん南アルプ […]
2018年11月27日 / 最終更新日時 : 2020年9月30日 酒好一男 日本酒名鑑 「篠峯」神話の里でその土地にこだわり醸す酒 今回は奈良県御所(ごせ)市大字櫛羅(くじら)で1873(明治6)年創業の千代酒造です。御所市は奈良県のちょうど真ん中で、大阪府、和歌山県の県境に近いところにあります。千代酒造は御所市でも北にある葛城山の麓近くの櫛羅にあり […]
2018年11月26日 / 最終更新日時 : 2020年2月14日 酒好一男 日本酒名鑑 「若波」5人で醸す福岡の人気蔵 今回は福岡県大川市で1922(大正11)年創業の若波酒造「若波」です。大川市は福岡県の南端にあって佐賀県との県境、酒蔵は筑後川のほとりにあります。筑後川は「筑紫次郎」と呼ばれていて、日本三大暴れ川のひとつでもあります。そ […]
2018年11月25日 / 最終更新日時 : 2019年7月9日 酒好一男 日本酒名鑑 「羽根屋」四季醸造で最高をめざす蔵 今回は富山県富山市で1916(大正5)年創業の富美菊酒造です。こちらでは「羽根屋」「富美菊」を醸していて、その名の通り「富山の美味しい酒」を目指して名付けられました。立山山系の伏流水を仕込み水に使用しています。 この蔵で […]
2018年11月23日 / 最終更新日時 : 2019年7月28日 酒好一男 日本酒名鑑 「田光」親子で醸す三重県の人気上昇酒 今回は三重県三重郡菰野町で1915(大正4)年創業の早川酒造が醸す「田光(たびか)」です。菰野町は桑名から真西に行った鈴鹿山脈釈迦ケ岳のふもとにあり、その伏流水を仕込み水につかっています。主要銘柄は「早春」と「田光」で全 […]
2018年11月22日 / 最終更新日時 : 2022年8月23日 酒好一男 日本酒名鑑 「広島錦」幻の酒米を復活させた記念酒 今回は広島県東広島市で1873(明治6)年創業、賀茂鶴株式会社の「広島錦」です。その名となった酒米「広島錦」は昭和初期に誕生し、広島を代表する酒米として期待されましたが、約160cm にもなる背の高さや、籾が落ちやすいと […]
2018年11月21日 / 最終更新日時 : 2018年11月23日 酒好一男 日本酒名鑑 「天吹」花酵母で華やぐ佐賀の酒 今回は佐賀県三養基(みやき)郡で元禄年間(1688年~1704年)に創業の天吹酒造「天吹」です。三養基郡は佐賀県と福岡県の県境にある鳥栖市の隣ですが、ほとんど福岡県で南は久留米市に隣接しています。近くには筑後川が流れ、吉 […]
2018年11月20日 / 最終更新日時 : 2020年9月4日 酒好一男 日本酒名鑑 「るみ子の酒」地元で米作りも行う蔵 今回は三重県伊賀市で1895(明治28)年創業の森喜酒造場「るみ子の酒」です。創業以来「妙の華」という銘柄を醸し、平成4年に講談社でヒットした漫画『夏子の酒』の作者である尾瀬あきら氏が命名、ラベルの絵も描いてもらった「る […]