「光栄菊」ある日本酒への情熱が復活させた酒蔵

今回は、佐賀県小城市で2019年に復活した光栄菊酒造です。愛知県藤市酒造の「菊鷹」という銘柄がありますが、昨年までその杜氏を務めていたのが、現在「光栄菊」の杜氏となった山本克明氏です。なんとなくロゴが似ていますね。

初めに2019年に復活と書きましたのは、光栄菊酒造は2006年に廃業していたからです。NHKに勤務していた日下社長と田下取締役がその蔵を譲り受け、山本杜氏を招聘して再開したのが2019年というわけです。その年のうちに一番酒、二番酒を出荷して一気に人気銘柄となりました。すごいスピードです。熱い想いを感じますね。

ということで「光栄菊 月影 Shinriki 無濾過生原酒」神力100%使用で70%精米、アルコール度数は14度です。「天然乳酸菌仕込み」を名乗っていますが、「生酛」とは何かが違うんでしょうか? ちなみに神力は兵庫県の酒米で、かつて一世を風靡しました。影にはOyama(雄山錦)もありますので、呑み比べてみたいですね。

味わいはといいますと、ほのかなガス感と酸味を感じて旨味がやってきます。名前が忍者っぽいですが、このお酒もいつの間にかスッと消えてしまって、非常に呑みやすいです。

まるで違う業界にいた方が、ひとつの日本酒に惚れこんで酒蔵を始めて、それが人気銘柄になるという夢のある話がここにありました。

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