「鍋島　純米吟醸　五百万石」期待どおりの美味しさ。

今回は、佐賀県鹿島市で大正末期創業の富久千代酒造「鍋島　純米吟醸　五百万石」です。

富久千代酒造について

佐賀県を代表する銘柄となった「鍋島」ですが、もともと「富久千代」と「泉錦」という銘柄を醸していました。現在の飯盛直喜蔵元杜氏が蔵を継いだ1988年は日本酒業界にとって最も厳しい時代で、唯一無二の商品がなくては生き残れないと感じた飯盛蔵元杜氏が目指した酒が1998年4月に完成。公募で名称を決めることになったのが「鍋島」でした。江戸時代の鍋島藩からきています。

「鍋島　純米吟醸　五百万石」

五百万石100％使用で50％精米です。今回は絶対にハズしたくなかったので、鍋島で、なおかつ五百万石を選びました（笑）。期待に違わず、マスカットの香りにガス感、ほどよい酸味にジューシーな甘味。間違いなく大人のジュースで大変美味しいです。

山田錦を選ばなかったのは、若干辛口に触れていることがあるので、それを避けました。われながらナイスチョイスでした（笑）