「不動 白麹&林檎 純米生原酒」リンゴ酸の甘酸っぱさが抜群の酒

今回は、千葉県香取郡で1689(元禄2)年創業の鍋店株式会社「不動 白麹&林檎 純米生原酒」です。

鍋店株式会社について

もともとは幕府から許可を得た鉄類製造を主にしていたということで「鍋」という名前が付いていました。さらに佐倉藩から酒造免許も下りて1689年に酒造りを始めたそうです。創業当時は成田山の近くで「蓬莱山」という酒を醸していたので、本社は今も成田市本町にあります。1900(明治32年)に現在の香取郡に神崎工場を設立して「香神」という銘柄を、その10年後には兵庫県にも工場を設立、今も続く「仁勇」という銘柄を醸していました。そして、第2次世界大戦が激化する昭和17年に香取郡の神崎蔵に集約して現在に至ります。主力銘柄は2004年から醸し始めた「不動」と「仁勇」です。

「不動 白麹&林檎 純米生原酒」

秋田県産美山錦ほか使用で70%精米、名前の通り、協会77号酵母(リンゴ酸高生産性多酸酵母)と、白麹を「留仕込」に使用しています。最近、ラベルに「林檎」とあると買ってしまうのですが、リンゴ酸由来の甘酸っぱい味わいがお気に入りです。また、こちらはガス感も効いていて、開栓時のポン!という音がいいですね。とても美味しいです。

店で見つけたとき、一升瓶が欲しかったのですが限定570本で、あっというまに売り切れたそうです。四合瓶も限定1700本ですから、まあ、買えただけラッキーとしておきましょう(笑)

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