「Takachiyo59」新酒なのに「一本〆」な酒

今回は新潟県魚沼市の高千代酒造の新酒CHAPTER ONE「Takachiyo 59 一本〆 純米吟醸 無濾過生原酒」です。酒米「一本〆」は「五百万石」と「豊盃」を掛け合わせたもので、高千代酒造の管理米となっています。

高千代酒造の「一本〆」は自社で原原種を管理し、自社栽培と契約農家に栽培してもらうもの以外は使用していません。米の出どころがわかる「安全」「安心」にこだわっているのですね。

その「一本〆」を使った「Takachiyo 59 一本〆 純米吟醸 無濾過生原酒」ですが、酵母は「協会1801」、扁平精米技術で59%精米の純米吟醸です。かすかなガス感に「五百万石」より強めの旨味、甘味がありますが、後味はスッキリです。新潟県の酒ですが、淡麗辛口のイメージはありません。旨味、甘味がしっかりと感じられる美味しい日本酒です。

2018BYでは、このTakachiyo59シリーズはCHAPTER ONEからTENまで醸されていますが、これから始まる2019BYはいくつまで醸されるでしょうか? 昨年もONEは「一本〆」でしたので、少なくともTENまでは期待できますね。山田錦、雄町、愛山など、高千代ならではの味わいが楽しめます。ただ、始まりなのに「一本〆」とはおもしろいですね。

フォローお願いします。