「勢正宗 Yellowcarp」米の味がする「もち米四段仕込」の酒

今回は、長野県中野市で1870(明治3)年創業の丸世酒造店「勢正宗 Yellowcarp」です。

丸世酒造店について

明治維新の渦中に誕生したことから、初代関申七郎氏が「世の中が丸くなりますように」との願いを込めて「丸世」と名付けました。酒蔵の特徴は「もち米四段仕込」です。一般的に酒造りは、「一麹、二酛、三造り」の「三段仕込」ですが、「もち米四段仕込」は「三段仕込」の後、4回目として蒸したもち米を加えます。戦前まで多くの酒蔵が行ってきた日本古来の醸造方法ですが、現在、長野県では丸世酒造店のみ、全国でも数蔵が取り組むのみとなりました。「もち米四段仕込」のメイン銘柄「勢正宗」のラベルには、鯉の滝登りがあしらわれ、6代目関晋司氏から次世代の酒として「勢正宗Carp Series」と冠したシリーズを発売しています。

「勢正宗 Yellowcarp」

長野県産酒造好適米91%と・長野県信濃町産姫のもち9%(使用する酒米は年毎に変更)使用で59%精米、長野C酵母と有用乳酸菌PP165を使用して醸しています。まさに米の味がします。柔らかい口当たりで、キレもあり、呑みやすいです。

 

 

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