「仙禽 線香花火」行く夏を惜しむけど美味い酒

今回は、栃木県さくら市で1806(文化3)年創業の株式会社せんきん「仙禽 線香花火」です。

株式会社せんきんについて

現在の蔵元である薄井一樹さんのこだわりから、昔ながらの生酛造りで、かつ、さくら市でも蔵の地下水と同じ水脈上に限定して作付けされた米(ドメーヌ・さくら)で醸すドメーヌ蔵です。ドメーヌとはワイン用語で、ブドウの作付から瓶詰まで一貫して行っている蔵のことを指します。さくら市で作っている酒米は「亀ノ尾」「山田錦」「雄町」で、それらの米を単独、混合させて酒を醸しています。

「仙禽 線香花火」

ドメーヌさくらの「雄町」が50%、「山田錦」が40%、「亀ノ尾」が10%の割合、麹米50%、掛米60%のアッサンブラージュ(混合)です。メロンとレモンの混ざったような、フルーティで華やかな香りに酸味が来て甘味、旨味が来ます。後口は線香花火のようにスーッと消えていって美味しいです。アルコール度数が13度なので、グイグイ呑んでしまいますね(笑)

仙禽には「HOPE!」「赤とんぼ」など、ほかにもアッサンブラージュものがあるわけですが、すべてを呑み比べられるといいですね。贅沢な希望ですけど。

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