2018年11月16日 / 最終更新日時 : 2020年1月12日 酒好一男 日本酒名鑑 「原田」西都の雫と山田錦で全量醸す蔵 今回は1819(文政2)年に山口県周南市で創業、(株)はつもみぢの「原田」です。昭和3年に原田酒造となり、日本酒「初紅葉」を醸していました。戦後の昭和29年、生野酒造と合併して初紅葉酒造となり、日本酒の製造を続けていまし […]
2018年11月14日 / 最終更新日時 : 2018年11月14日 酒好一男 日本酒名鑑 「ロ万」南会津の米と銘水、人、酵母にこだわる酒 今回は福島県南会津郡で1920(大正9)年創業の花泉酒造「ロ万」です。花泉酒造はもともと「南會醸造」という名前で戦前に「富田正宗」、「伊南川」という日本酒を醸していました。それから戦後の昭和25年頃から「花泉」という名で […]
2018年11月13日 / 最終更新日時 : 2018年11月13日 酒好一男 日本酒名鑑 「梅乃宿」新しい日本酒を模索している蔵 今回は「日本清酒発祥之地」の碑が建っている菩提山正暦寺がある奈良県の奈良市ではなく、大阪寄りの葛城市で1893(明治26)年創業、梅乃宿酒造「梅乃宿」です。葛城山系の伏流水を使用して日本酒の銘柄的には「梅乃宿」「山香」「 […]
2018年11月12日 / 最終更新日時 : 2021年3月23日 酒好一男 日本酒のうんちく 「上喜元 翁」日本酒のセレンディピティ 今回は私がこの時期に必ず購入する「上喜元 翁」です。なぜかというと、この1本は日本版「セレンディピティ」だからです。 「セレンディピティ」とは、「偶然に当初の目的とは異なる価値のある情報を発見したりできること」という意味 […]
2018年11月11日 / 最終更新日時 : 2019年2月16日 酒好一男 日本酒名鑑 「楽器正宗」幻の銘柄がリニューアルして復活! 今回は「正宗が付く酒」の中でも「名前の由来がわからない1位」の「楽器正宗」です。 「楽器正宗」を醸す大木代吉本店は福島県西白河郡で1865(慶応元)年創業、現在は自社で無農薬栽培をしている酒米を使った無農薬純米酒「自然郷 […]
2018年11月9日 / 最終更新日時 : 2020年8月1日 酒好一男 日本酒名鑑 「いづみ橋」海老名市で酒米から一貫製造の「栽培醸造蔵(R)」 今回は神奈川県海老名市で1857(安政4)年創業の泉橋酒造です。神奈川県といえば横浜、川崎のイメージですが、海老名市は古くから穀倉地帯で、2000年前から米作りが行われてきたということです。その土地には丹沢山系の伏流水が […]
2018年11月8日 / 最終更新日時 : 2019年10月13日 酒好一男 日本酒名鑑 「御前酒」雄町の未来を造る酒 今回は岡山県真庭市で1804(文化元)年創業、辻本店の「御前酒」です。かつて美作勝山藩御用達の献上酒として使われていたため「御膳酒」と呼ばれ、それが今の酒名になっています。もともと江戸時代から「炭屋」という屋号で呉服商を […]
2018年11月7日 / 最終更新日時 : 2020年1月5日 酒好一男 日本酒名鑑 「賀儀屋」料理の邪魔をせずに光る酒 今回は愛媛県西条市で1877(明治10)年創業、成龍酒造の「賀儀屋」です。近くにある首藤酒造の「寿喜心」と同じ石鎚山伏流水を使用していて、地元酒は「御代栄」です。酒蔵を始める前は庄屋の米蔵の鍵を預かる仕事をしていたので鍵 […]
2018年11月5日 / 最終更新日時 : 2019年7月10日 酒好一男 日本酒名鑑 「二兎」徳川家康の生誕地で醸す蔵 今回は愛知県岡崎市で1690(元禄3)年に創業の丸石醸造「二兎」です。岡崎市出身の有名人といえば「徳川家康」ですね。この蔵ではその名のとおりの地元酒「徳川家康」「三河武士」を醸しています。 その丸石醸造が挑戦したのが二兎 […]
2018年11月4日 / 最終更新日時 : 2018年11月4日 酒好一男 日本酒名鑑 「七田」ゲンジボタルが棲む名水で醸す銘酒 今回は佐賀県小城郡で1861(文久元)年創業の天山酒造が醸す「七田」です。蔵のそばを流れる祇園川を使って水車業を始めたのが発祥です。水車業とは自前の水車を使って、製粉、製麺業を行ったり、他者から持ち込まれた米を精米したり […]