「二兎」徳川家康の生誕地で醸す蔵

今回は愛知県岡崎市で1690(元禄3)年に創業の丸石醸造「二兎」です。岡崎市出身の有名人といえば「徳川家康」ですね。この蔵ではその名のとおりの地元酒「徳川家康」「三河武士」を醸しています。

その丸石醸造が挑戦したのが二兎です。酒名の由来は「二兎を追うものしか二兎を得ず」。味と香、酸と旨味、重と軽、甘と辛、複雑と単純など、一見二律背反するような二つのコトガラを最高のバランスで楽しめるように、欲張りに追い求めるコンセプトで2015年から販売されています。

写真は「二兎 純米吟醸 備前雄町五十五 火入」。備前雄町100%使用の55%精米です。

雄町の甘味が火入れで控えめになっていて、ほんのりとただよう香りがいいですね。食べ物の邪魔をしないので食中酒に最適です。

丸石醸造は年に4回、「長誉祭り」というお客様感謝デーを開催しています。その時には「徳川家康」や数種類の「二兎」(中にはレア酒も)が飲めるそうですので、お近くに行かれた際は行かれてみてはいかがでしょうか。

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