2018年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年11月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「分福」昔話から命名されたすべて手造りの酒 今回は、つい先日第8回美酒早慶戦、早慶出身78蔵の中で優勝の栄誉に輝いた分福酒造「分福」です。1825(文政8)年に群馬県館林市で創業。当時から「分福」を醸していました。昔話の「分福茶釜」が館林の茂林寺に残る茶釜がもとに […]
2018年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年2月23日 酒好一男 日本酒名鑑 「醸し人九平次」孤高の存在を目指す酒 今回は私の日本酒観を変えた銘柄としては第二弾、愛知県名古屋市で1789(寛政元)年創業の萬乗醸造「醸し人九平次」です。 第二弾というのは、第一弾が静岡県の「磯自慢」だったからです。吟醸酒に醸造アルコールを使用し、オールス […]
2018年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年11月11日 酒好一男 日本酒名鑑 「天遊琳」新嘗祭のお神酒で鍛えた手造りの技 今回は三重県四日市市で1862(文久2)年創業、タカハシ酒造が鈴鹿山系の伏流水で醸す「天遊琳」です。三重県は歴史が古いだけあって酒蔵も多く、「而今」や「作」、「瀧自慢」「三重錦」など有名な銘柄も多数あります。 タカハシ酒 […]
2018年10月26日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「望」若手蔵人が挑戦する益子の酒 今回は栃木県益子町で1937(昭和12)年創業、外池酒造場が醸す「望」です。創業が比較的新しいのは宇都宮にもともとあった外池荘五郎商店(こちらは1829(文政12)年創業)から分家したのが1937年ということからです。外 […]
2018年10月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月17日 酒好一男 日本酒名鑑 「仙禽」酒米ドメーヌ化と超古代製法に挑戦する蔵 今回は、これまであまり手をつけてこなかった栃木県の日本酒です。意外というのもなんですが、栃木県は日本酒蔵が非常に多いです。特に今の日本酒ブームに乗っている蔵が多い。「仙禽」もそのうちのひとつです。 「仙禽」を醸す株式会社 […]
2018年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年9月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「出羽桜」カップ酒もGINJOにこだわる酒蔵 今回は山形県天童市で1892(明治25)年創業、出羽桜酒造です。もともとは安政二年に「熊政宗」という酒を造り始めたそうで、それが現在の「出羽桜」につながっています。山形県と秋田県の辺りを「出羽」と呼んだことが名称につなが […]
2018年10月21日 / 最終更新日時 : 2022年6月6日 酒好一男 日本酒名鑑 「酔鯨」言わずと知れた呑兵衛大国の酒 今回は誰もが知っている「酔鯨」です。「酔鯨」でググると真っ先に英語サイトが登場するのは驚きです。そんな酔鯨酒造はつい先日の2018年10月17日、土佐市の新工場「土佐蔵」を純米大吟醸などの高級酒に特化し、普通酒を生産する […]
2018年10月20日 / 最終更新日時 : 2019年2月16日 酒好一男 日本酒名鑑 「ほまれ」UFO(遊穂)で有名な羽咋の酒 今回はUFO関連の博物館「コスモアイル羽咋」で有名な石川県羽咋市で創業の御祖(みおや)酒造です。創業年がわからないのは、以前の経営者が破綻し、30年ほど前に現在の社長兼杜氏の藤田美穂さんの父上が経営を引き受けたということ […]
2018年10月19日 / 最終更新日時 : 2020年8月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「独楽蔵」ふた夏越したひやおろし 今回は珍しい一本です。「ひやおろし」といえば、冬に仕込んだ酒をタンクでひと夏を越した状態で瓶詰めするものなのですが、それを二回、ふた夏越した「独楽蔵 ひやおろし 二年目の秋」。1898年創業で、1920年から福岡県久留米 […]
2018年10月19日 / 最終更新日時 : 2019年3月15日 酒好一男 日本酒のうんちく 「高砂」木屋正200周年で「而今」後初の生酛仕込 「姉さん、而今です」。わかる方はだいたい同年代ということで(笑) 速醸でとびきりスッキリ綺麗系の「而今」を醸している木屋正酒造が創業200周年を記念して発売したのが今回の「高砂 松喰鶴 純米大吟醸」です。三重県産山田錦を […]