五つ星「JAL」が選ぶビジネスクラスの日本酒は?

昨日7月22日、世界的に評価の高いイギリスのスカイトラックス社から、日本航空が5つ星を取ったとのニュースがありました。

このアワードは毎年発表されていますが、今日現在の5つ星は世界で11社。日本の航空会社のもうひとつの雄、ANAはすでに5つ星を取っていまして、JALはANAに遅れをとりましたが、今年、並ぶことができたというわけです。他の9社は、シンガポール航空、カタール航空、エミレーツ航空、エバー航空、キャセイパシフィック航空、ルフトハンザドイツ航空、海南航空、アシアナ航空、ガルーダインドネシア航空となっています。

ちなみに、航空会社の総合力を判定した「ワールド・エアライン・アワード」では、最高評価のシンガポール航空を筆頭に上位から、2位カタール航空、3位全日本空輸(ANA)、4位エミレーツ航空、5位エバー航空、6位キャセイパシフィック航空、7位ルフトハンザドイツ航空、8位平安航空、9位ガルーダインドネシア航空、10位タイ航空、日本航空(JAL)は13位となっています。

微妙にランクインしている航空会社が違いますが、ランキングとはそういうものなのかもしれません。早く、総合力でもベスト10に入ってもらいたいですね。

JALのビジネスクラスで飲める日本酒

ところで、JALのファーストクラスで飲める日本酒は別の回でご紹介していますが、今回はビジネスクラスを紹介します。

3~5月・獺祭 純米大吟醸50(山口県)、土佐しらぎく 純米吟醸山田錦(高知県)

6~8月・澤屋まつもと 純米大吟醸 ハバタク(京都府)、上喜元 純米大吟醸(山形県)

9~11月・東洋美人 純米大吟醸(山口県)、庭のうぐいす 純米大吟醸45(福岡県)

12~1月・伯楽星 純米大吟醸(宮城県)、来福 純米大吟醸 愛山(茨城県)となっています。

獺祭、伯楽星はファーストクラスでも選ばれていますので、選考委員に好きな方がいらっしゃるのでしょう。

ファーストクラスの会でも言いましたが、こちらのほうが今のトレンドに合っているセレクションだと思います。もちろんファーストクラスで選ばれている磯自慢や九平次、十四代、黒龍などは世界に進出して高い評価を得ていますので、外国のお客さんにはとてもよい銘柄だと思いますけどね。

とはいえ、このなかで飲んだことがあるのはファーストクラスと同じ「獺祭 純米大吟醸50」です。東洋美人や上喜元はけっこう飲んでいますが、酒米がわからないので「純米大吟醸」の後が紹介できないのが残念です。

赤ワインでは、9月からココ・ファームの「こころぜ2015」が供される予定です。

ファーストクラスに比べればビジネスクラスはまだ乗る機会があるというものです。その際にはぜひ味わってみたいですね。

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