「天明 生酛 特別純米」山田錦×亀の尾の当たり酒
今回は、福島県河沼郡会津坂下町で1904(明治37)年創業の曙酒造「天明 生酛 特別純米 本生 IMADEYA 限定仕込」です。IMADEYAは千葉県の酒屋さんで、現在は東京にも店舗があって、大きな酒屋さんのひとつです。
曙酒造について
会津坂下町は、会津若松の近くにあります。曙酒造のそばには「飛露喜」の廣木酒造があります。現在の蔵元杜氏は37歳の鈴木孝市氏で、さまざまなチャレンジを行っています。「コンセプト・ワーカーズ・コレクション」の「天明 MITSUGO」シリーズやお求めやすい価格設定で楽しめる純米大吟醸「ちょいリッチ」シリーズ、蔵の創業以来、初めてとなる山廃仕込みの純米酒「HOMURA(ほむら)」、地元のヨーグルトで造った新感覚リキュール「スノードロップ」などなど。そしてこれもそのひとつ。
「天明 生酛 特別純米 本生 IMADEYA 限定仕込」
山田錦と亀の尾使用で65%精米です。山田錦と亀の尾の割合はわからないのですが、亀の尾のほうが多いでしょうね。天明初となる、生酛なのにアルコール度数13度台というお酒です。ガス感があり、フルーティで酸味に苦みのあるスッキリした甘味、旨味があって爽やかな味わいで、とても美味しいです。
裏ラベルにGUITO限定酒とありますが、IMADEYAさんの日本酒頒布会の一本のようです。
個人的にはふらっと入った居酒屋さんで出会えるほうがうれしいですね。でも、今回は当たりの一本でした。