「59 takachiyo CHAPTER FIVE 森のくまさん」熊本の復興を願って呑む

今回は、新潟県南魚沼市で1868明治元)年創業の高千代酒造「59 takachiyo CHAPTER FIVE 森のくまさん」です。高千代酒造のウリでもある扁平精米で59%削った米を使い、きょうかい1801酵母で醸した「59 takachiyo」シリーズの第5弾となります。

原料米に使われている「森のくまさん」は熊本県の米です。2016年4月14日に起こった熊本地震から5年になりますが、積極的にふるさと納税でもらっている米でもあります。香りやもちもち感など、とてもおいしいお米です。山形県の「榮光冨士」でも森のくまさんを使ったお酒がありますね。

「59 takachiyo CHAPTER FIVE 森のくまさん」

熊本県産森のくまさん100%使用で59%精米です。開栓するとグレープフルーツのような柑橘系の香りがします。若干ガス感があり、爽やかな甘味と苦みが相俟って、軽いサイダーのような吞み口となっています。温度が上がると、キャラメルのような風味が出てきて美味しいです。キャラメルのようなと言っても、口中がベタつくわけではなく、スッキリとしています。

今のところ、2の愛山、6の美山錦、3のAIMACHIなどが個人的にはベスト3ですが、この「森のくまさん」も入れたいくらいです。酒と巡り合うのは「一期一会」ということで、美味しくても厳しくても当ブログでは評価を付けていませんが、「たかちよ59」シリーズをランク付けするだけでも悩ましいものです。

まずは、8の一本〆と雄町のブレンド、10の愛山と一本〆のブレンドを呑んでコンプリートすることを考えたいですね。

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