「59 takachiyo CHAPTER X AI-IPPON」酸味の効いた愛山×一本〆

今回は、新潟県南魚沼市で1868明治元)年創業の高千代酒造「59 takachiyo CHAPTER X AI-IPPON」です。高千代酒造のウリでもある扁平精米で59%削った米を使い、きょうかい1801酵母で醸した「59 takachiyo」シリーズの第10弾となります。

高千代酒造について

高千代酒造は日本百名山の巻機山のふもとにあり、その伏流水で山の名を冠した「巻機」、もちろん社名の「高千代」などを醸しています。

高千代酒造では自社で扁平精米を行っています。扁平精米とは、米の形に添って削っていく精米方法で、丸く削っていく普通の精米とくらべて、雑味になる部分を効果的に削ることができます。削り終わっても細長い形になるのがフシギですね。

「59 takachiyo CHAPTER X AI-IPPON」

愛山22.5%、一本〆77.5%使用で59%精米です。柑橘系フルーツの香りがします。酸味が先に立って、後から愛山っぽい甘さがやってきます。ですが、酸味のために甘さは控えめです。一本〆、愛山ともに酸味のイメージがありませんが、不思議ですね。普通に美味しいですが、愛山の名前でイメージするとちょっと違う感じです。

これで「59Takachiyo」シリーズコンプリートまで残りが「雄町×一本〆」のみとなりました。今シーズンは販売が終わってしまったので、また来年、忘れずに購入したいと思います。

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