「いづみ橋 愛山~桜うすにごり~」うすにごりと相性がいい愛山の酒
今回は、神奈川県海老名市の泉橋酒造「いづみ橋 愛山~桜うすにごり~」です。以前、いづみ橋の愛山は、一年寝かせた「きらきら☆とんぼ」シリーズでご紹介しましたが、これは新酒のうすにごりです。この季節ならではのしぼりたてですが、2019年の愛山がよく溶けたのかもしれませんね。
「愛山 純米吟醸 うすにごり 火入」兵庫県産愛山100%使用で55%精米です。硬い感じのする愛山に「うすにごり」のジューシーな感じがよく合っていますね。ほんのりフルーティな香り、爽やかな甘味で呑みやすいです。
愛山は年によって、溶けにくかったりするらしいので、難しい米だと言われますが、この「いづみ橋」のように1年寝かしたり、新酒で出したりと状況に応じて出荷してもらえると、いつも美味しくいただけるのでありがたいですね。これも冷蔵能力の進歩ということで、技術の進歩も我々のような酒呑みには同じようにありがたいですね。