「江戸開城 純米吟醸原酒 愛山」都心で醸す全量愛山酒

今回は、東京都港区の東京港醸造「江戸開城 純米吟醸原酒 愛山」です。JR山手線田町駅にほど近い都心にあり、22坪4階建てビルで「東京芝の酒」を醸す酒蔵です。タンクごとに使用酵母や製造方法、アルコール度数を変えて提供しています。

「江戸開城 純米吟醸原酒 愛山」兵庫県産愛山100%使用で60%精米。使用酵母はK-901(短期もろみで華やかな香りと吟醸香が高い9号酵母の泡無しVer.)。勝負品によく使われるブラックラベルです。ほのかな香りに酸はあまり感じません。非常にジューシーですが辛口なため、甘くないジュースのような味わいです。なので、あまり酒っぽくない印象ですね。危険なヤツです。

歴史も浅くて小さな蔵元ですが、愛山を使うことができるということは、それだけの力を持っていると高木酒造が判断した証左ですね。それぞれ生産量が少ないので、まだ味わったことのない方は、その他の米も味わっていただきたいです。

蔵元の向かいに「東京港醸造テイスティングカー」という直営の角打ちがあるのと、両国駅直結「江戸NOREN」内の東京商店にある自動利き酒マシンでも飲むことができます。

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