「米鶴 醇成 ファミリーカップ」歴史ある土地、歴史ある蔵のワンカップ

今回は「ワンカップシリーズ」第4弾、山形県高畠町で1704(元禄17・宝永元)年創業の米鶴酒造「米鶴 醇成 ファミリーカップ」です。

米鶴酒造について

一万年前の縄文土器が発見された日向洞窟があることで、周囲が山々に囲まれた平地で、実り豊かな住みよい所「まほろばの里」とされる高畠町で酒蔵を始め、江戸末期には上杉家の御用酒蔵ともなっていました。メイン銘柄「米鶴」は、地元の昔話「鶴の恩返し」と米を合わせたものです。

「米鶴 醇成酒」

山形県産出羽きらりなど使用で65%精米、醸造アルコール添加です。甘味がアル添で抑えられている感じの甘さです。スッキリはしています。「全国燗酒コンテスト2020」お値打ちぬる燗部門(審査温度45℃) で金賞を取ったということですので、少し温めたほうがいいのかもしれませんが、甘味が強くなるかもしれませんね。

ワンカップのいいところは、だいたい180mlで呑み終わるということですね。少しずつ違う味わいが愉しめることで、新たな発見があります。ただ、瓶が増えてしまうのが玉に瑕ですけれども。

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