「羽根屋 純米吟醸プリズム」震災に負けずに頑張って欲しい酒蔵

今回は富山県富山市で1916(大正5)年創業の富美菊酒造「羽根屋 純米吟醸プリズム 完熟しぼりたて」です。

富美菊酒造について

富山湾に近い場所に立地している酒蔵で、常願寺川水系の天然水を仕込み水に使用しています。「富山の美味しい酒」を目指して社名とメイン銘柄「富美菊」を醸し、限定醸造の「羽根屋」は現在の羽根敬喜蔵元杜氏が始めました。この蔵では、「すべての酒を大吟醸と同じように醸す」というポリシーで造っています。酒米の原料処理の要である吸水作業を、ザルに小分けして秒刻みで吸水具合を調整するという、鑑評会に出品するような酒の造り方です。また温度管理が徹底されているため、一年を通して生産、出荷の「四季醸造」蔵です。最近では、富山の地酒としてのテロワールを表現するため、富山の伏流水と、富山産の酒米にこだわった酒造りに取り組んでいます。

「羽根屋 純米吟醸プリズム 完熟しぼりたて」

富山県産五百万石100%使用で60%精米です。甘そうなフルーツの香りですが、舌にピリリとガス感があり、甘すぎずにちょうどいい旨みを味わい、まとわりつくことなくキレていきます。もう一杯、もう一杯と進んでしまう旨さです。

元日に起きた能登地震で被災してしまった酒蔵の一つとして、応援したいと購入しました。このブログを始めた当初から呑み続けている銘柄なので、頑張っていただきたいです。

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