「眞澄」諏訪大社の宝物から名を採った長野県の酒

今回は、長野県諏訪市で1662(寛文2)年創業の宮坂醸造です。350年もの歴史を誇る蔵ですが、眞澄といったほうがわかりやすいですね。諏訪大社の宝物「眞澄の鏡」からその名を採っています。また、眞澄といえば「協会7号」酵母も有名です。日本醸造協会によれば、「華やかな香りで広く吟醸用及び普通醸造用に適す」とあります。

「眞澄」は以前から知っていたのですが、あまり飲む機会がなかったためご紹介が遅れてしまいました。

今回は「本醸造 特選眞澄」長野県産 美山錦、兵庫県加東市山国地区産 山田錦、長野県産 ひとごこち使用で醸造アルコール添加、麹米55%、掛米60%精米です。使用米はかなり贅沢ですね。少し甘味と旨味がありますが、アル添でスッキリです。日本一の食中酒を目指しているだけあって、呑み飽きしない味わいですね。

今回は長野県に登山に行った帰りに松本駅で購入したため300mlの瓶でしたが、税抜き500円という買いやすさです。山田錦は特A地区なので、いい値段をしていると思いますが、歴史と企業努力でこの値段となっているのでしょう。宮坂醸造の代表銘柄のラベルをと言われたら、この「特撰」のラベルを使うことが多いようです。

次回はもう少し上のクラスを呑んでみたいと思います。

 

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