「東一 純米吟醸 樽貯蔵」勝沼醸造のワイン樽で熟成した佐賀県の酒

今回は、佐賀県嬉野市の五町田酒造「東一 純米吟醸 樽貯蔵」です。2019年12月~2020年2月までJALのビジネスクラスで搭載される「東一 純米大吟醸 Nero」を醸しています。その「東一」ですが、自社で栽培している山田錦100%を49%精米で醸した純米吟醸を、山梨県甲州市でワインを醸している勝沼醸造のワイン樽で貯蔵したのがこの「樽貯蔵」です。

ウイスキーのシングルモルトを赤ワイン樽で貯蔵すると、若干赤の色味が強くなりますが、こちらは勝沼醸造の甲州樽発酵で使用したフレンチオーク(セガンモロー社・産地アリエール・焼き具合ミディアムライトトースト)樽ということで、樽のほんのり(本当にかすかに)香ばしさを感じます。山田錦のキレイな味わいはそのままに、フルーティな香りが少しトースティになったという感じです。何杯も呑んでいるときのアクセントにいいですね。

ラベルの上部に「EAST No.1」とありますが、「東洋一」を目指して名付けられた「東一」を英語にしたということなのですね。これからも東洋一を目指してがんばっていただきたいと思います。

 

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