「天吹 恋するバナナ 純米吟醸 生」バナナの香りがする日本酒

今回は、佐賀県三養基郡みやき町の天吹酒造「天吹 恋するバナナ 純米吟醸 生」です。天吹酒造では、イチゴ酵母、リンゴ酵母での日本酒を醸していて、三番目にバナナ酵母を醸しました。その後、米が変わったのか新しく「恋するバナナ」として登場したのがこちらです。

最初のバナナ酵母は黄色いラベルだったのですが、今回はバナナそのものになっています。使用酵母も「バナナ酵母」となっているこだわりですが、使用米は国産米、60%精米です。

開栓すると、まさかのバナナの香り。色も少し濃いめの黄色。口に含むとバナナの風味とともに甘味がきます。ですが、ベタベタした甘さではなく、フルーツの甘さという感じで後を引きません。キレがあるという感じではないですけど。

食前酒、食後酒にいいと思います。食中酒としては、バナナが好きな方にはいいかもしれません(笑)

ググってみるとバナナ酵母はパンを焼くぶんには普通に作れるらしいので、一般的なものなのかもしれませんが、それを日本酒造りに使ってみるというのは面白いですね。イチゴ、リンゴは呑んでいないのでわかりませんが、バナナは結果的に成功していると思うので、これを洗練させていけば面白い展開になるのではないでしょうか。

引き続きの研究を期待しております。

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