「北島」近江米を生酛で醸す蔵

今回は、滋賀県湖南市で1805(文化2)年創業の北島酒造です。湖南市と言っても、琵琶湖の南から東の鈴鹿山脈に向かってちょうど中間くらいのところにあり、周囲は米どころとして名高く、鈴鹿山脈からの伏流水を仕込み水に使用しています。地元酒は「御代栄」です。

米どころとして知られる滋賀県には「渡船」「玉栄」「吟吹雪」など有名な酒米がありますね。その他「山田錦」も契約農家さんに作ってもらっているようです。また北島酒造は、滋賀県産酒米に加えて、新しい食用米「みずかがみ」を酒米として使用しています。新たなチャレンジも続けているのですが、今回はあえて「愛山」です。

「北島 純米生酛 愛山」愛山100%使用で70%精米、生酛造りの無濾過です。フルーティな香りに無濾過ならではの酸が感じられ、スッと入ってきた後に愛山の甘味がじんわりやってきて美味しいです。後口はスッキリです。

北島愛山北島裏ラベル

三連星の美富久酒造など滋賀県の酒蔵では、量り売り文化がまだ残っていて、北島酒造でも量り売りをしているようです。ただひと月に限りがあるので、売り切れていることも多いらしいです。

空き瓶を持って行ってポケットからお金を出して、そのぶんの酒を入れてもらうなんて、昔ながらのいい雰囲気です。ちょっと憧れます。

 

フォローお願いします。