「賀茂鶴 四杜氏四季酒 純米ひやおろし」四人の杜氏が競演する四季酒

今回は広島県東広島市の賀茂鶴株式会社「賀茂鶴 四杜氏四季酒 純米ひやおろし」です。賀茂鶴には四人も杜氏がいて、季節に合わせた日本酒を発売しているということです。この季節に出されたのが「純米ひやおろし」で、二号蔵の椋田茂杜氏が担当されています。

「賀茂鶴 四杜氏四季酒 純米ひやおろし」広島錦100%使用で65%精米です。「ひやおろし」はご存知のとおり、初春に醸された酒を夏のあいだタンクで寝かせて、秋の声を聞くころに出荷されるものです。なので、ラベルにトンボが描かれています。また「広島錦」は賀茂鶴株式会社となって100周年記念の2018年に造られた酒米です。ひやおろしですが辛口に感じます。米の旨味があり、キレがいいですね。

四季酒というくらいですから、四種類あって「大吟醸あらばしり」「純米しぼりたて」「本醸造ひやしざけ」とこの「純米ひやおろし」となります。

四杜氏のなかで椋田杜氏は2番目に若い方ですが、そうはいってもベテランの部類に入ります。四人もいると世代間の引継ぎもうまくいきそうですね。

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