「芳水 吟醸生貯蔵酒」吉野川由来の酒名を持つ酒

今回は、徳島県三好市井川町で1913(大正2)年創業の芳水酒造「芳水 吟醸生貯蔵酒」です。

芳水酒造について

吉野川の南岸に位置する井川町には、数多くの奇岩や巨岩のある景勝地として名高い美濃田の渕があります。阿波刻み煙草の全盛時、ここに舟を浮べて酒を吞みながら漢詩を詠む優雅な遊びが行われていました。その詩のなかで吉野川は、“芳乃川”(よしのがわ)“芳水”(よしのみず)と詠まれていたため、初代・馬場儀太郎は酒名を『芳水』(ほうすい)と命名したそうです。仕込み水にはもちろん吉野川の伏流水を使用しています。

「芳水 吟醸生貯蔵酒」

福井産五百万石100%使用で60%精米、醸造アルコール添加でアルコール度数13度です。HPには出ていないので、飲食店限定かもしれません。辛口だが、アル添由来な感じの甘味もあります。前回の「今小町」同様に食中酒ですね。

大吟醸には山田錦、吟醸には五百万石と昔ながらの使用米という感じです。特別純米には雄町、玉栄、山田錦などを使用していますが、徳島のお米は使わないのですかね。

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