「天明『中取り壱号』」たまに出合う、ハズレのない酒

今回は、福島県河沼郡会津坂下町で1904(明治37)年創業の曙酒造「天明『中取り壱号』」です。

曙酒造について

会津坂下町は、会津若松の近くにあります。曙酒造のそばには「飛露喜」の廣木酒造があります。現在の蔵元杜氏は38歳の鈴木孝市氏で、さまざまなチャレンジを行っています。「コンセプト・ワーカーズ・コレクション」の「天明 MITSUGO」シリーズやお求めやすい価格設定で楽しめる純米大吟醸「ちょいリッチ」シリーズ、蔵の創業以来、初めてとなる山廃仕込みの純米酒「HOMURA(ほむら)」、地元のヨーグルトで造った新感覚リキュール「スノードロップ」などなど。

「天明『中取り壱号』おりがらみ純米」

会津産五百万石92%、会津産山田錦7%使用で70%精米です。R4BYの新酒だけに五百万石使用ですね。天明の始まりが、会津坂下町の契約栽培五百万石だということで「僕らの基」というサブネームが付いています。残念ながら、もう最後のほうだったのでガス感は感じられませんでしたが、おりがらみのさわやかでフルーティな香りにリンゴジュースのようなフレッシュな味わいが感じられて美味しかったです。

私にとって天明はたまに呑屋にあって、あまりハズレがないという銘柄のひとつです。安心してオススメできます。

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