今年も行けました「東京獺祭の会2020」

今回は、2020年2月10日、11日に開催されました「東京獺祭の会」の参加リポートです。昨年は2月9日、10日に京王プラザホテルで行われましたが、9日は立食、10日は着席となっていました。値段も異なっていたのですが、今年は恵比寿ガーデンプレイスにあるウエスティンホテル東京で両日とも着席で行われました。獺祭が呑み放題なうえにウエスティンホテル東京のシェフによるすばらしいコース料理も付いて、値段はなんと8000円ポッキリ、この上ない贅沢さです。

ということで意気揚々と訪れた地下2階の会場では「二割三分」の塔がゲストを迎えてくれました。

座席は10名着席の円卓で、テーブル番号だけを指示され、空いている席に座る形式です。ウエルカムドリンクは「スパークリング試」。アルコール度数を12度に抑えています。ガス感が強いと感じたのですが、これはあえて強くしたわけではなく、アルコール度数に比例して感じる強さが変わるということでした。とても呑みやすく、食前酒として優れていると思います。「試(ためし)」なので、まだ商品化はされていません。

そして、今年もありました。テーブルに2本の「二割三分」です。自由に呑んでいいということで、何杯もいただいてしまいました。

料理はサーブしてくれるのですが、飲み物はテーブルの「二割三分」以外は自分で取りに行かなければなりません。昨年は立食でお酒をもらいやすかったので、みなさんガンガン飲っていましたが、あまりの消費量に着席にしたのかもしれませんね(笑)

この日呑めたのは「磨き その先へ」から「等外23生」まで全13種類の獺祭と「スパークリング試」、そしてこの日一番と思った「二割三分 無濾過生原酒」の全15種類です。

二割三分なのに無濾過生原酒ということで、甘味が効いてジューシーな美味しさを感じました。「生」マークも付いています。優等生が多い獺祭のお酒の中で、毛色の変わったタイプがいた!というイメージです。年に2回発売しているということですが、昨年「三割九分の槽場汲み」という無濾過生原酒が3月と10月に発売されましたので、今年はこの「二割三分」がくるのかもしれません。

そんなこんなでデザートとなり、「獺祭甘酒のブランマンジェ」に獺祭チョコレートが添えられ、シメに「二割三分無濾過生原酒」をもう一杯だけいただいて、あっという間の2時間が終了しました。

獺祭もずいぶん手に入りやすくなりましたが、やはりひとつの「味の頂点」には違いないので、呑み比べるといろいろな気づきがあります。また来年も行きたいイベントです。

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