「獺祭 二割三分」を堪能しました。

今回は、東京で開かれた「東京獺祭の会2019」に行ってきたご報告です。

このブログを始めて、ツイッターで更新のご報告をさせていただいたときに、広告なんでしょうか、獺祭の会があるということを知って速攻でチケットを購入しました。

会社を出て会場の京王プラザホテルに到着。早速に受付をすませて立食のテーブルにつくと、そこには「獺祭二割三分」がビールのように置いてあります。おまけに栓も空いています。飾りかと思ったら、中身も入っています。すげーーと一緒に行った男と感動しました。

旭酒造の桜井社長さんの挨拶のあと、テーブルの二割三分で乾杯、くいっと飲み干したあとは、やはりスパークリングですね。3種(右から二割三分、三割九分、50)を順番に飲み干しました。やはり、二割三分のスパークリングは旨い! もはや日本酒ではないです。

そして、ただひとつだけグラス一杯に限定されていた「獺祭 磨き その先へ」を酔わないうちにいただきました。スッと入りすぎて、これは私にはトゥーマッチなスムースさでした。もちろん美味しいんですけど。その隣には精米した米がパーセント別に置かれていました。左から玄米、50%、39%、23%です。

その後は酒コーナーにある獺祭の三割九分、遠心分離三割九分、しぼりたての寒造早槽をいただきました。寒造早槽は獺祭の中でも少し濃い味わいがありましたね。しぼりたてはそんなに濃いものはありませんが、珍しいです。

ひととおりいただいた後は、二割三分のバリエーションを愉しませていただきました。

二割三分のバリエーションはすべて「獺祭 純米大吟醸 二割三分」ですので、その後だけで記していきます。

まず「早田」。米を早く収穫したのかと思いきや、火入れを早くしたそうで、マイクロバブルの技術で生に近い味わいです。すこし、甘味が感じられました。

「等外23」は二割三分とは少し違いますが、獺祭で使用している山田錦の形が悪いものを使用して、それを23%精米で醸しているもので、二割三分と同じですので、まったく美味しいです。形が悪いだけで少しお値段が安いのですから、これはお買い得ですね。

次に、写真を撮り忘れたのが「温め酒」です。こちらは二割三分のアルコール度数を14度に抑えて、燗にするといつまでも呑ませてしまう危険な酒です。手に入れたらご注意ください。さらに「遠心分離」も取り忘れたのですが綺麗すぎる感じでした。

そして、本日の最高な獺祭は、あえてフルネームで「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離 元旦届け」です。獺祭にうすにごりがあるとは知りませんでした。

他の蔵のうすにごりより少し味わいは軽い感じですが、獺祭の中ではフルーティかつ旨味、甘味があります。写真を見ていただければ、にごり具合がわかりますね。旨すぎて3杯いただきました。

その後、獺祭のシフォンケーキやら、スポイトに入った獺祭を注入するやつやらいただいて終了です。

このような回が毎年行われていたことを初めて知りましたが、たいへんお得でした。グラスとおちょこをもらえるのかと思いきや、もらえませんでしたけど(汗

プチ情報として、私が一番好きな純米大吟醸50がこの4月から45%になるらしいので、獺祭はどんどん研ぎ澄まされていくようです。新たな方向に期待します。

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