「COWBOY YAMAHAI Tender」肉料理に合わせる日本酒
今回は、新潟県新潟市で1912(大正元)年創業の塩川酒造「COWBOY YAMAHAI Tender」です。
塩川酒造について
信濃川の伏流水が豊かな土地にあり、四季の温度差も少ない環境だそうです。タンクも少量から大量なものまであり、仕込みタンク25基には自動冷却装置を施しています。メイン銘柄は「越の関」で、「千の風になって」の新井満氏がプロデュースした「千の風」、輸出商品として企画された「COWBOY YAMAHAI」「Fisherman Sokujo」などもあります。
「COWBOY YAMAHAI Tender」
HPには輸出商品とありますが、裏ラベルの説明書きは日本語ですので、国内販売用ということですね。新潟県産米100%使用で60%精米です。ラベルにはアンガス牛が描かれていて、世界中の肉料理のために生まれた「COWBOY YAMAHAI」の低アルコールVer.です。といっても14.5度ありますから、普通です。辛口で口当たりはいいですが、山廃仕込みということで、味わいは強めです。肉の脂にはよく合いますし、普通に食中酒としてもイケます。
もうひとつの輸出商品「Fisherman Sokujo」は魚料理全般と、エビやカニのような旨味のあるものに合わせているということです。辛口激戦区の新潟で特徴を出すには、このくらいやらないといけないのかもしれませんね。