「山間16号 純米吟醸 無濾過生原酒」新潟県で濃厚旨口な酒
今回は、新潟県上越市の新潟第一酒造「山間」です。淡麗辛口がウリの新潟県の日本酒のなかで、濃厚旨口の酒を醸す蔵ですね。「久保田」に対して「ヤンマー」ということでシャレも効いています(後付けみたいですが・・・)。
「山間16号 純米吟醸 無濾過生原酒」H30BY16番目の仕込みで「16号」です。国産米としか書かれていませんが、岡山県産「雄町」が使用されている模様です。いつも綺麗で旨味や雄町のいい香りもしっかりあります。
新潟第一酒造のHPを見ていたら、11年前の山間第一号のラベルに命名の本当の理由がありました。引用します。
「山間(やまあい)の地元で栽培された酒米で醸した酒で、私が求める「究極の味わい」を具現化する為、亀口から直詰した酒にのみ「やんま」と命名、冠しております。私の理想と夢は、まだまだ続きます・・・(醸造責任者 武田良則)」
クボタに対してのヤンマーじゃなかったんですね(笑)。当時は亀口から漏斗で瓶詰していたこともあったようです。今回の山間は地元で栽培された酒米ではないようですが、初代醸造責任者で現代表取締役社長をされている武田さんの「山間」への思いは、今もその味わいに引き継がれていますね。私が好きなお酒のひとつです。