「太平海1314」あっさりめの雄町酒
今回は、茨城県石岡市で1854(安政元)年創業の府中誉株式会社「太平海1314」です。
府中誉株式会社について
製造量約500石(一升瓶換算5万本)の小さな蔵元ですが、約8割が地元で消費されているようです。銘柄は「府中誉」「太平海」「渡舟」の3種。府中とは茨城県が常陸国と呼ばれていた当時、蔵のある石岡市に国府が置かれたことに由来しています。山田錦の親である短稈渡船の復活に尽力したことで有名ですが、原料米は茨城産の契約栽培米五百万石の他、その「渡船」 などを使用しています。
「太平海1314」
雄町100%使用で55%精米、アルコール度数13度の純米吟醸です。雄町ですが低アルコール度数のせいか、あまりガツン系ではありません。旨味というより酸味があり、あっさり系の食中酒といった感じですね。
あまり目にすることがなかったので、呑んでみました。という感じです。