「ソガ・ペール・エ・フィス トロワ」「ル・サケ・ナチュレル70」

今回は、長野県上高井郡小布施町の小布施ワイナリー「ソガ・ペール・エ・フィス」です。「サケ・エロティック」シリーズは全酵母呑むことができましたので、2周目に入ります。その記念すべき最初の2杯は「TROIS(3)」と「ル・サケ・ナチュレル70」です。

3号酵母は、ラベルには「櫻正宗」から分離された1号酵母の進化系ということで「辛口で甘露」と記されています。使用米はもちろん美山錦100%の生酛造りです。

やはり酸を感じながら、スイスイ呑めてしまいます。

もう1杯はドメーヌタコウの田幸さえ子さんが作る「美山錦」で醸す「ル・サケ・ナチュレル70」です。30%しか磨かない理由は農薬未使用のため収穫量が少なく、胚芽タンパクの少ない米であることからです。そのような状況で造られた酒は、やはり酸があるのですが、「トロワ」と比較すると、より甘味を感じます。グラス一杯がすぐになくなってしまうので、困ったものです。

令和になっても酒造りの姿勢が変わらない小布施ワイナリーですが、「変わらない」というのは安心感につながるということを実感させてくれます。久しぶりにワインも飲みたくなりました。

フォローお願いします。