「黄桜 純米にごり酒」気軽に飲めるスッキリにごり
今回は、京都市伏見区で1925(大正14)年創業の黄桜株式会社です。伏見の酒蔵として月桂冠、松竹梅(宝HLD)に次ぐ大きさだと思いますが、意外と歴史が浅いです。それというのも、業界に先駆けてCM(カッパのやつ)を流し、マーケティング的手法でシェアを拡大してきた企業ということからですね。
以前も書きましたが、黄桜の蔵があるところに「黄桜記念館」があり、そのなかに「カッパカントリー」というレストランがあります。そこで呑む搾りたての黄桜は美味しいです。また、仕込水で炊いた白米は本当に美味しいです。京都観光の際にはオススメです。
そんなマーケティング手法に長けた黄桜が、この2月に発売したのが「黄桜 京のとくり 純米にごり酒」です。使用米はわかりませんが国産米で精米歩合70%、180mlの呑み切りサイズです。けっこう濃いにごりですが、酸味が効いていてサッパリしているので呑みやすいです。
こちらは森下の「魚三酒場」で新しく追加されたメニューなので試してみましたが、通常は大関の上撰の大徳利(5.5合)を呑んでいます。こういった昔ながらの居酒屋で生き続けている銘柄も多くありますので、普段、自宅では呑まないのですが、たまにはいいかなと思っている次第です。