「飛良泉 秋田旬吟醸2021」3本セットの当たり酒(その2)
今回は、秋田県にかほ市平沢で1487(長享元)年創業の飛良泉本舗「飛良泉 秋田旬吟醸2021」です。秋田旬吟醸で3本セットを買って当たったので、3回連続掲載の2回目です。
飛良泉本舗について
創業はなんと室町時代で東北で最も歴史があり、全国でも3番目に古い酒蔵です。当主は泉州(今の大阪府泉佐野市)から蔵のある仁賀保に移って創業、鳥海山系の伏流水を仕込水に使って日本酒を醸しています。メイン銘柄はもちろん「飛良泉」で「飛び切り良い、白い水」の意味があるそうですが、飛と良で蔵のある平沢の地名に掛け、白い水をタテに並べると「泉」となり、泉州に掛けているということで、ウイットに富んだ名前ということですね。
「飛良泉 秋田旬吟醸2021」
秋田県大潟村産美山錦100%使用で50%精米、山廃造りの純米大吟醸、瓶燗火入です。控えめながらフルーティな香りに、ほんのり酸味を感じるスッキリした甘み、しばらくたって現れるキャラメルのような風味、キレのよいスッキリ後味です。これも「秀よし」同様美味しいですね。
秋田県の酒は旨い!と実感させてくれる味わいです。単独で呑んでも、食中酒にしてもまったく問題なく美味しいですね。6本セットにすればよかったです(笑)