「新政 NO.6 R-Type」深みを増した味わい

今回は、秋田県秋田市で1852年創業の新政酒造「新政 NO.6 R-Type」です。

新政酒造について

秋田県と言えば「NEXT5」という酒蔵間の協力体制が出来上がっていますが、その中心となっているのが新政の蔵で発見された「6号酵母(別名・新政酵母)」です。昭和10年に日本醸造協会より「きょうかい六号酵母」として発売され、現在市販されている酵母の中では最古のものです。新政酒造ではすべての商品でこの酵母が使われ、生酛造りで醸されており、さわやかな甘みを持つ味わいが男性だけでなく多くの女性ファンをうならせています。また、さまざまな酒米を使って多品種少量生産を行っており、さらに、多くの人に飲んでもらいたいと、全商品を四合瓶にして、収益面でも効率化を図っているというところです。ただ、それでも人気がありすぎて、なかなか買うことができません。

「新政 NO.6 R-Type」

秋田県産米100%使用で麹米60%、掛米65%精米、協会6号使用の生酛造りです。前回の「而今」同様、酸味が際立っていた味わいから深みと力強さが感じられる味わいに変わったように感じます。生酛造りの成果なのでしょうか。個人的には好きな方向に進んだので大歓迎です。

でも、なかなか購入できないのは相変わらずなので、そこは頑張らないといけませんね(笑)

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