「竹雀 槽搾り 山廃純米酒」山廃にこだわる蔵元の酒

今回は、岐阜県揖斐郡池田町池野で1884(明治17)年創業の大塚酒造株式会社です。メイン銘柄は「竹雀」と「初霜」で、現在の杜氏である大塚清一郎氏がH22BYから醸し始めたのが「竹雀」ということです。

揖斐郡池田町は大垣市の北で、揖斐川が東を流れているところで、西南には関ケ原があります。冬は寒そうですね。そんな土地で醸されている「竹雀」ですが、どんな感じなのでしょうか。

「竹雀 槽搾り 山廃純米酒」岡山県産雄町100%使用で70%精米です。低精米だけに力強い系の雄町となっています。香りは控えめで旨味があり、甘味はあまりありませんが辛口でもありません。お燗にしたり、食中酒として優れていると思います。

フルーティ、力強さ、甘味、酸味、など雄町にもいろいろな顔がありますね。さすが酒米の王様のひとつです。これからも愉しませてくれると思います。

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