「山川光男 2020ふゆ」酒だけでも十分イケる食中酒
今回は、山形県の4つの酒蔵(水戸部酒造、楯の川酒造、小嶋総本店、男山酒造)が2016年から協力して酒造りを行うユニット「山川光男 2020ふゆ」です。4つの蔵元それぞれの銘柄「山形正宗」「楯野川」「東光」「男山」から一文字とって「山川光男」です。
「山川光男 2020なつ」では、山川光男さんはインドにいたのですが、「あき」を購入できなかったためどこを経由したのかわかりませんが(HPによればアメリカ!?)、この「羽陽男山」を醸す男山酒造が担当した「ふゆ」ではフィリピンに行ってしまっていました。おきまりのラベルにある「乾杯!」はタガログ語でしょうか「ターガイ!」です。
「山川光男 2020ふゆ」山形県産酒造好適米100%使用で48%精米です。究極の食中酒を目指す山川光男にしては精米歩合が低いためか、フルーティな香りに軽やかな甘味、旨味を感じて美味しいです。ですが、後口はスッキリとして口の中に味が何も残っていないくらいの切れ味のよさです。
一応、これで春夏冬を呑みましたので、秋だけとなりました。本当は1年で呑みたかったのですが、これもめぐりあわせということで、酒飲みの愉しみといえますね。