「宮の雪 純米吟醸 愛山」甘味控えめのドライな愛山
今回は、三重県四日市市で1846(弘化3)年創業の宮崎本店「宮の雪 純米吟醸 愛山」です。
宮崎本店について
四日市市に流れ込む鈴鹿山系の伏流水で仕込む清酒「宮の雪」から始まった蔵ですが、全国的には「キンミヤ」のほうが有名だと思います。実は宮崎本店が造っている甲類焼酎なんです。創業170年の歴史があり、「宮の雪」も「亀甲宮」も屋号の宮崎の宮を取って名付けられたようです。
「宮の雪 純米吟醸 愛山」
愛山100%使用で50%精米です。酸味は少なめで甘味の少ないドライな感じの愛山ですが、旨味や口当たりにきちんと愛山の輪郭が感じられます。なかなか面白いと思います。
全開のワイン酵母仕込もそうですが、愛山も蔵の仕込みで味わいが変わるところが日本酒の面白さですね。