「向島かどや」下町人気居酒屋と石川県の酒蔵コラボ酒
今回は、石川県能美市で1953(昭和28)年創業の農口酒造「向島かどや」です。墨田区向島にある居酒屋「かどや」のオリジナル酒です。
農口酒造について
能美市は石川県でも福井県寄りの海沿いの街で、松井秀喜ミュージアムがあるところです。小松空港が近いので行きやすいですね。白山の伏流水を仕込水に使って酒を醸しています。農口というと「農口尚彦研究所」の農口杜氏を想起させますが、一時期この農口酒造の杜氏だったことがあります。
「向島かどや オリジナル酒」
国産米使用で60%精米の純米酒です。居酒屋「かどや」が初見だったので、とりあえずオリジナル酒からと思って頼みました。非常に呑みやすく美味しいです。これだけでもいいかと思いましたが、いろいろな銘柄があるので試しましたけど(笑)
農口酒造のHPで精米60%でアルコール度数16%と同スペックの「農口 純米酒」を見ると「酒米の王様との呼び声高い「山田錦」それも兵庫県三木市吉川町の特A地区(兵庫県で5つの地区のみ)で栽培された最高級の酒米と五百万石とを使用し60%になるまで精米を行い醸した純米酒」とあります。おまけに「強烈なフルーツの香りとトロンとした味わいが特徴」とあり、たしかにそんな味わいなので、それなのだと思います。特A山田錦使用であの値段(安い)とはビックリです!
写真がボケてしまいすみません。ツイッターで「かどや」を見るとキビシイコメントが続いているので、緊張して伺いましたが、やはり店内は静かで(笑)、でも料理は美味しく、価格もたいへんリーズナブルで、人気店であることが実感できました。再訪必至です。