「農口尚彦研究所 令和しぼりたて」ふるさと納税でもらった極上の酒

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今回は、石川県小松市で2017年創業の農口尚彦研究所です。2017年と言っても、「現代の名工」農口尚彦杜氏が引退した2年後に農口杜氏の技術・精神を次世代に継承するために創業されましたので、新しいですが歴史ある味を醸していますね。

ということで、農口尚彦研究所の日本酒なのですが、なかなか購入できないということもあって、小松市のふるさと納税でもらってみました。

寄付額25000円なので、なかなかのものですが、美しい箱に四合瓶が2本入っています。銘柄は「令和しぼりたて」五百万石100%使用で精米歩合は明らかにされていませんが、醸造アルコールが添加されています。令和元年5月に製造ですので、令和になってすぐ搾ったものです。表ラベルはおなじみの「の」が新緑のグリーンで記されています。おちょこの蛇の目を表しているそうですが、「の」の周りに「くち」があるので本当は「のぐち」ではないかと密かに思っています。裏ラベルにはシリアルナンバーがあって、3000本のうちの2571本目と2527本目をいただきました。

栓を開けると、吟醸香のいい匂いが漂ってきます。すんなりと口に入ってきて、まったくクセのないキレイな味わいで、クリアでほんのり甘いです。やはりすんなりと喉を通っていき、後口はスッキリです。それもそのはずで、農口杜氏は「喉越しのキレ」を重視しているそうです。

そしてキャップラベルには2018年に農口杜氏が酒を醸すようになって70周年となったことを記念する文言が書かれています。現在86歳の農口杜氏ですが、70年も酒を醸しているのはスゴイですね。お父さん、おじいさんも杜氏だったそうですから、自然に杜氏の世界に入っていったのでしょうか。菊姫で杜氏になって以来、極め続けてきたものが、農口尚彦研究所の日本酒に繋がっているわけですね。

ご興味のある方は、ふるさと納税でもいつもあるわけではなさそうなので、適宜チェックしてみてください。

 

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