「会津娘」土産土法で日本酒を醸す純米酒蔵
今回は、福島県会津若松市門田町で1868(明治元)年頃創業の高橋庄作酒造店です。雑誌「dancyu」で注目の酒蔵とされていますが、1985(昭和60)年に現在の四代目高橋庄作店主になって三増酒を全廃し、創業時の純米酒中心の造りに変えたということです。その目論見は成功していますね。
「会津娘 純米酒」福島県産五百万石100%使用で60%精米です。常温で呑んでいますが、香りはあまりなく、最初、吞み口がスッキリなので辛口な感じですが、だんだんと旨味を感じてきます。面白いですね。
キャップには「土産土法」とあります。その土地の人がその土地の手法でその土地のお米と水から造りあげるということで、いわゆる「ドメーヌ」ですかね。
福島県では「自然郷」の大木代吉本店もドメーヌに力を入れていますが、福島県は米も水もいいので、こういう動きはいいと思います。