「長珍 2022 SUMMER JUN」意外にも爽やかな酒(笑)
今回は、愛知県津島市で江戸時代後期に創業の長珍酒造「長珍 2022 SUMMER JUN」です。
長珍酒造について
酒蔵は、濃尾平野西部に位置し、酒造りの最盛期となる1月から2月にかけての厳寒期には「伊吹おろし」といわれる山々からの冷たい北風が吹くそうです。仕込水は木曽川・長良川・揖斐川の三川からの伏流水。初代から「量より質」を追求し、数多くの賞をとってきた功績が認められ、天皇陛下名古屋離宮ご台覧の折には県下を代表して献上酒に選ばれました。津島市はかつて提灯作りが盛んだったということと、いつの世においても長く愛され、珍しくも美味しいお酒と珍重される酒造りを目指して「長珍」と名付けられました。「長珍」は新聞紙にくるまれたシリーズが知られていますが、今回は普通のパターンです。
「長珍 2022 SUMMER JUN」
麹米に兵庫県産山田錦、掛米に兵庫県産夢錦使用で60%精米、日本酒度+9の辛口となっています。長珍といえば、濃厚なイメージがありましたが、夏酒だけあって、爽やかな酸味と旨味を感じます。意外な味わいでしたが、おいしいです。
新聞を読む人が少なくなっていますが、「長珍」には引き続き新聞紙をまとってもらいたいです(笑)