「謙信」有名なエピソードの「塩の道」沿いにある蔵

今回は1812年創業、新潟県糸魚川市で「謙信」を醸す池田屋酒造です。上杉謙信が川中島合戦の際、武田信玄に塩を贈った「塩の道」千国街道沿いにあります。そのエピソードから酒名を「謙信」としたそうです。仕込み水は白馬岳を水源とする姫川の伏流水で、新潟県の日本酒にありがちな「端麗辛口」ではなく「端麗旨口」の味わいです。

写真は「謙信 純米吟醸 愛山」愛山を100%使用し、55%精米です。左はH29年10月、右はH30年5月のものですが、純米吟醸の文字色が違います。冷やのままお召し上がりくださいとありますので、冷やしていただくと愛山の甘味がふわっと口の中に広がり、あと口はさわやかです。

地元酒は「五百万石」と「越端麗」、「山田錦」で醸しているようですが、生産量が少ないので、なかなか呑む機会がありません。徐々に流通されていくかもしれませんので、試していただきたい一本です。

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