「榮光冨士 純米吟醸 白耀」シュワシュワ感で気分を変えてくれる酒
今回は、山形県鶴岡市の冨士酒造「榮光冨士 純米吟醸 白耀」です。発売されたのは昨年末だと思いますが、購入したのはつい2日前で、江戸川区の酒屋さんで何本もあるのを見かけたわけです。久しぶりにおりがらみを手に入れて家に帰ると、さすがにオリが底に溜まっていたので、逆さにして軽く振って撹拌させました。
するとどうでしょう。プラスチックのカバーを外したとたんに「ボン!」とキャップがはずれて下に落ちました。さすがに天井には届きませんでしたね。ただそれだけ発酵能力が残っているということですね。
「榮光冨士 純米吟醸 白耀」美山錦100%使用で60%精米。白耀2019②とありますので、2回目の出荷でしょうか。口に含むと、スパークリングとまでは行きませんが、けっこうなシュワシュワ感で気分がアガりますね。ピリリと舌にきて、爽やかな甘味が残り、適度な酸がのど元を刺激して消えていきます。
本来、冬の寒い時期に暖房をつけて呑むのが似合うイメージですが、コロナ対策で悶々としている中、こんな爽やかな味わいが気分を変えてくれます。榮光冨士なのでどれを呑んでもいいのですが、こちらのシュワシュワ感、オススメです。