「楽器正宗 別撰 中取り」復活二年目に入っても安定した旨さ
今回は、復活から2年目に入った福島県西白河郡の大木代吉本店「楽器正宗」です。昨年、この「別撰 中取り」を呑めていなかったので、発売告知のあと即座に買いにいきました。福島県産夢の香で醸した特別本醸造は、二回り目でも安定した味わいです。
ひと月前に出た「中取り」は本醸造で麹米60%、掛米70%でしたが、この「別撰」は特別本醸造で麹米60%、掛米60%となっています。ほんのり澱が残っているのはこれまで通りで、グレープフルーツのような味わいを感じます。「愛山×山田錦」は特別感がありましたが、コスパ抜群の銘柄に戻りましたね。やはり、個人的に絶対呑みたい銘柄のひとつです。
左が「中取り」右が「別撰 中取り」です。個人的にはグレーにピンクのラベルのほうが楽器正宗っぽい感じがします。
昨年、復活したときには衝撃の再デビューという感じでしたが、今では店頭に並ぶと即完売の人気銘柄として定着してしまいました。とりあえず、この「別撰 中取り」で、東京の店頭で購入できる全種を呑んだと思いますが、ツイッターなどでは別のバージョンがあったりするようなので、「楽器正宗」ひとつとってもコンプリートするのは困難ですね。もっと精進しないといけません・・・。