「富翁 本醸造 京の町酒カップ」温度で色が変わるワンカップ

今回は「ワンカップシリーズ」第17弾、京都府伏見で1657(明暦3)年創業の北川本家「富翁 本醸造 京の町酒カップ」です。

北川本家について

初代 鮒屋四郎兵衛氏が観月橋付近で「鮒屋」という船宿を営み、酒をつくっていた記録が1657年ということですので創業360年以上。1786年には酒株制度で酒造業が認められたという記録も残っている歴史ある蔵です。伏見の水を仕込水としてメイン銘柄は「富翁」です。昭和42(1967)年には地域限定のCMも作っていたようです。もちろん年代的にも見たことがありません。

「富翁 本醸造 京の町酒カップ」

国産米100%使用で68%精米、醸造アルコール添加です。伏見の酒っぽい辛口の味わいで、ピリリ感は少なめです。普通のワンカップという感じですね。ですが、このワンカップはひとひねりあります。

温度でカップの色が変わるのです。こちらは常温。それを冷やして17度以下になると・・・・

こうなります。

背景が青に、大文字焼きがオレンジに変わりました。清水寺・金閣寺・五山の文字などが実際の位置に準じてデザインされているようです。写真にも微妙に写っていますね。

  

普通の味わいでも、カップにこういう工夫があると楽しめますね。

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