「神川」なんとなく「幻の焼酎」に似た味の焼酎

今回は、1963（昭和38）年創業で1990年に鹿屋市永野田町に移転した神川酒造の本格焼酎「神川」です。

神川酒造について

創業家の山之口家より、当時の小鹿酒造協業組合（現　小鹿酒造株式会社）の役員で引継いだということですので、焼酎の暗黒時代に倒産してしまったのですね。それでも今は焼酎造りを復活させメイン銘柄は「照葉樹林」です。高隈山系の水を使って製造別にステンレスタンク、ホーロータンクに貯蔵され、毎月、品質と量を確認し、出荷しています。

「神川」

鹿児島県産黄金千貫、タイ産米使用でアルコール度数25度です。HPにあるステンレスやホーロータンク貯蔵ではなく「甕壺焼酎」とあります。芋の香りがよく程よい甘味もあり、美味しいです。味わいはなんとなくあの「森伊蔵」によく似ています。これで一升約3000円くらいですから、お得です。

そういえば「森伊蔵」も甕壺焼酎ですね。