「田酒 純米吟醸 百四拾(紅葉)」青森県産米「華想い」で醸す酒
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今回は青森県青森市の西田酒造店「田酒 純米吟醸 百四拾(紅葉)」です。「百四拾」とは何かと言いますと、「山田錦」と青森県産の酒造好適米「華吹雪」を掛け合わせてできたのが、酒米の系統名「青系酒140号」で、その140号が平成14年に酒造好適米に認定されて『華想い』となったことからです。
山田錦は北限がありますので、青森県で栽培するには無理があります。ということで、華吹雪と掛け合わせたということですね。
なので、このお酒は、華想い100%使用で50%精米です。また、このラベルは「紅葉ラベル」ですが、他に「桜ラベル」があります。味わいは、さすが田酒です。華やかな香りにスッキリした甘味、ほんの少し酸を感じて味わう旨味。後口はスッキリです。美味しいです。
「華想い」と言わずにあえて「百四拾」とする理由はわかりませんが、シャレでしょうか。青森県を代表する「田酒」だけに、「華想い」と明記することがこの酒米をメジャーにしていくことなのだと思いますが、何か理由があるんですかね。