「媛一会 純米吟醸 おりがらみ 生酒」小さな蔵が造る丁寧な酒

今回は愛媛県西条市で1904(明治37)年創業の武田酒造「媛一会 小槽搾り 純米吟醸 おりがらみ 生酒」です。

武田酒造について

愛媛県の西条市にある酒蔵の一つで、石鎚山の伏流水を使用しているのは一緒です。創業した年に日露戦争が始まったことで、当時の流行語(?)の「大和魂」の文字を「日本心(やまとこころ)」として酒名としました。現在は、その「日本心」と、2010年から発売を始めた「媛一会」の二本柱となっています。

「媛一会 小槽搾り 純米吟醸 おりがらみ 生酒」

松山三井100%使用で60%精米です。おりがらみだけにフルーティな香りに酸味と苦みのある爽やかな味わい。甘味はあまりなく、後味にもキレがあります。2013年から杜氏を務める武田昇三氏によって、小さな槽で少量生産されているだけに、ていねいな造りを感じることができます。

西条市の銘柄でいえば「石鎚」「賀儀屋」などは東京でも見ることがありますが、この「媛一会」は見たことがないので、やはり旅はするものだなと思いました。

フォローお願いします。