「六號酵母生誕九十周年記念酒」現状最古の酵母で生酛・木桶で仕込んだ酒

今回は、秋田県秋田市の新政酒造「六號酵母生誕九十周年記念酒」です。現在も主力酵母として活躍している「きょうかい6号酵母」が1930年に新政酒造で発見されました。2020年はそのメモリアルイヤーにあたるということで特別製法で仕込まれたのがこの一本です。

特別製法とは「無肥料無農薬米仕込み純米酒」ということで、生酛造り、木桶仕込みなど、可能な限り酵母誕生時の製法を再現しています。使用米は秋田県産の美郷錦と陸羽132号の2種類あるようですね。

「六號酵母生誕九十周年記念酒」

秋田市鵜養地区産美郷錦100%使用で40%精米、アルコール度数は14度の原酒です。自然に近い形で仕込むとなかなか度数が上がりませんね。口に含むと酸味を感じるのはいつもの新政の感じです。原酒ですがガツンという感じは無く、スーッと流れていきます。あまりクセのない感じです。

この一本も「而今」の特等雄町と同じく箱入りで、ビロードのような手触りの紙に金色の箔押しとなっています。触り心地がいいので、いつまでも触っていたいのですが(笑)、温まってしまうので、早々に返却しました。

年末にビッグな商品が立て続けに出ています。これで日本酒の消費量が減り続けているというのは不思議なことですね。